ため池やお城の堀などに、大きく丸い葉を広げるオニバス。エキゾチックな形態から、外来の植物と思われがちだが、氷河時代以前から日本に定着している自生種である。 春に芽吹いた種から、やじりのような形に畳まれた葉を伸ばす。その葉は、水面にまで伸びると扇子をひろげるように丸く広がり、トゲと葉脈の部分に空気を溜めて浮き上がる...
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